今週は練習場所が確保できず、卓球日記はお休み。
それで先月開幕したTリーグについて、自分勝手な意見を述べます。
Tとは卓球、テーブルテニスのTを取って名付けられたとのこと。
男女共に4チーム(計8チーム)ホーム&アウェイとセントラル方式で、
来年2019年3月迄の秋春制。総当たりで各チーム7試合計21試合で順位をきめるという内容。
チーム数が男女各4チームと少なく、エリアもかたよりがあって、
世界ランク上位の海外選手を数名なんとか呼び込んで開催にこぎつけた感があります。
開幕戦はそれなりに接戦、解説者がしきりに、世界最高峰!を強調されてました。
ただ、現時点の世界ランク上位の男女中国選手、
昨年の女子日本選手権王者伊藤美誠選手は参戦しておらず、
つまり世界最強レベルではないリーグ。
おそらく中国は自国リーグか、世界各国開催の卓球ITTFワールドツアーを
優先と考えているのでしょう。
東京五輪を意識して開催したとの事ですが、
このレベルでは金メダルに繋がるか疑問?
中国が参戦する世界ツアーに積極的に参戦しないと、
真の最高峰に近づかないと思います。
伊藤美誠選手がTリーグに入ってないのも
そこに目を向けているのではないでしょうか。
そんな中、伊藤選手が先週のスウェーデンOPで
いきなり世界ランク上位の中国選手を3人撃破し、見事優勝!
昨年の平野美宇選手に続く快挙を成し遂げました。
桁違いの打点の速さで中国選手を圧倒。中国メディアからは大魔神現る!と大警戒。
でもすぐにコピーを作って対策を打ってくるでしょう。
というわけで、Tリーグが成功するには、伊藤美誠選手並びに、世界最強の中国選手、
各地域からの精鋭の参戦が必要と感じます。
卓球が上達するには自分と同レベル以上の選手と
試合・練習をする事しかありません。
Tリーグを真の世界最高レベルの集まりになることが、金メダルの近道です。
ちなみに本日卓球ITTFワールドシリーズの「グランドファイナル」の
出場選手が発表となりました。
そのメンバーがTリーグに積極参戦。そんなリーグを夢見ています。